株・投資信託

【アメリカ事例】子供の時から資産運用・投資教育をするメリット

資本主義を生き抜くのに重要な金融リテラシー教育が海外、特にアメリカで盛んです。日本では、小学校に英語やプログラミングが導入される中、金融リテラシーについては学校でほぼ学ぶ機会がありません。

夢のような高金利時代は過去となり、銀行預金以外の資産運用や投資方法を学ぶ重要性は高まるばかり。しかし、日本でお金を語ることはタブー視されがちで投資マインドが育ちにくい環境です。

一方、アメリカでは国内政策として幼少期からの金融教育が推進されており、株式など運用投資はプラスイメージに捉えられ、資産の3分の1は株式所有されており、資産運用投資は身近なものです。

グローバル環境を生き抜く子供を育てるために必須の資産運用教育の必要性とアメリカの金融教育の事例について見てみましょう。

子供のころから資産運用教育!

アメリカの資産構成は約35%が株式
比べて日本は約11%

投資の神様と言われるウォーレンバフェットが11歳で初めて株を購入した有名なエピソードが象徴するように、アメリカでは幼稚園から高校まで金融教育がさかんです。

2018年の日本銀行調査統計局の「家計の金融資産構成調査」によると、株式投資が家計に占める割合はアメリカが36.2%に対し日本は10.9%です。

一方、現金・預金となると、日本では51.5%に対し、アメリカは13.1%です。根本的に日本とアメリカでは資産形成方法が違うことがわかります。

家計の金融資産構成のグラフ

出典:日本銀行資料  資金循環の日米欧比較

そのメリット

働き方やお金の増やし方に多様性をもてるようになる
将来のリスクマネジメントもできようになるかも!?

資産運用や株式投資について子供の頃から学ぶメリットとは何でしょうか?

投資マインドが身につく

自分の体を使って働く以外にもお金を得る方法があることを学べます。

企業勤めだけではないお金の増やし方を知ることは多様な働き方の選択につながりますし、病気や老後に自分で働けなくなった時にお金を得られる手段を持っていることは大きなメリットです。

 

経済やお金について考える癖がつく

子供時代に培ったお金の使い方の癖は成長しても変わらないと言われています。

幼少期から資産運用をすることで、なぜこうなったのか?と自然と経済の仕組みに興味を持ち、考える癖がつきます。

 

具体的な将来設計が立てられる

自分がなりたい職業や未来の実現に向けて、必要なお金を導き出し、どうリスク分散をし収入を得ていくか具体的な計画を立てられます。

アメリカの事例

レモネード売りは仕入れから販売まで子供たちでおこなう
お金のことを考える土壌がある

アメリカ経済教育協議会(CEE)による年代や立場ごとに身につけるべき金融教育の指導書「Financial Fitness for Life」があり、家庭や学校で自然に学ぶことができます。

幼少期から稼ぐ体験

道端でレモネードを売ったり、ベビーシッターをしたり、労働の対価に自分でお小遣いを得る体験が普通の家庭で行われています。さらに、得たお金を使うか貯めるか、といった中でも投資マインドが培われます。

アメリカ版メルカリの動画です。
レモネード売りやガレージセールなどお金を稼ぐことにとってもオープン!

運用方法のシュミレーション授業

例えば「100万円を最適に運用するには?」といったテーマで株式や債券の投資先や組み合わせを考えてクラスや家庭でお金についてオープンに話し合う機会を持つという授業があります。

 

投資マインドが身につくゲーム

Practical Money Skills」というVisa社が提供している無料オンライン学習ページがあり、フットボールゲームやクイズなどで楽しく学べます。
また、様々な企業による株式投資シミュレーションゲームも多くあります。

ユア マネー、ユア ヒューチャー出典:Money Skills YOUR MONEY, YOUR FUTURE

出典:Practical Money Skills