話題の「Funds」を運営するファンズ藤田社長のお話を聞いてきました。
(画像右側:ファンズ・藤田雄一郎代表取締役)
貸付ファンドのオンラインマーケットですが、やはり投資する側としては、資金を投入しても大丈夫なのかどうか、が最も心配する点ですよね。
お話をお伺いすると、やはりファンド組成企業の選択については、ファンズ社内でも、案件を発掘してからファンドとしてリリースするまで、3段階程度の審査を経る必要もあり、かなりリスクヘッジをしている印象を抱きました。
どのような内容だったかシェアします。
この記事では下記の4点がわかります。
- 「Funds」のファンド組成企業の選び方とは??
- どのようにファンド候補を集めているのか
- 誰がファンド組成企業としてリリースすることを決定しているのか?
- 「Funds」の今後は?
【Funds(ファンズ)がおすすめな方はこんな方】
・まとまった資金がなく、投資資金に10万円などの単位は難しい
・リターンは得たいが、投資資金が減っていくのを見るのは嫌だ
・投資はしたいが、極力損したくないと思っている
・投資に関して、色々調べてはいるが、そもそも何をしたら良いか分からない
・とはいえ、定期預金に預けておくよりは儲けたい
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Funds(ファンズ)の仕組みやメリット・デメリットについては、別記事にまとめています。口座開設手続きは無料ですし、全体でも10分程度で済みますね!
私がFundsで投資しているものを含めた他ファンド案件に関する記事です。
Funds×デュアルタップ(都内好立地マンション不動産投資)
Funds×インテリックス(リースバック事業「あんばい」投資)
Fundsがどのようにこのファンド組成する企業を選んでいるか、は直接運営元のファンズ社の藤田社長にインタビューしています。
Contents
Funds(ファンズ)のファンド組成企業の選び方
ファンド組成企業として選択される基準とは?
Fundsのファンド組成企業の選択肢となるには、まずは、ファンズが定めている基準をクリアしなければなりません。
大きくは、下記の3点です。
- 上場企業であること
- 監査法人の監査を受けていること
- VC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けていること
やはり、上場企業であったり、監査法人による監査をうけていることで、
- 「実在性」はあるか?(架空の会社などに出資する事がないか)
- 「財務面」で、怪しいことになっていないか?決算は健全か?
- 「必要な許認可」を受けている企業なのかどうか?などに一定の評価があることになります。
不正があれば、上場廃止になるのでリスクは低いですし、経営者の経歴なども情報が入手でき、経営陣の業界経験や手腕なども含めて総合的に判断しているとのことでした。
やはり、私たちが投資するお金がちゃんと使われるのか、どのような企業が運用するのか、が、不透明で分からないことが今までのソーシャルレンディングの課題でしたよね。
ちなみに、私はかの悪名高い「みんなのクレジット」で100万円出資したものの、お見事!50万円が未償還で確定してしまっております(反省)。
利回りのみに惹かれて、安易な投資をしてしまった画像キャプチャなどは下記に少しまとめていますので、「しくじり先生」コンテンツとして参考にしてくださいませ(涙)
Fundsでは、このように、どこぞの会社に使われるのか、お金を集めただけ集めて出資先の間でプールされて何も運用せずに乞食のように飛んでしまう案件、のような事がないように、透明なファンド組成を心がけている訳ですね。
【関連記事】クラウドファンディングを「乞食」「物乞い」と呼ぶ心理とは?
Or条件ということは、上場しておらず、監査法人の監査も受けておらずともファンド組成企業になり得るという事ですか?
VC(ベンチャーキャピタル)などの投資ファンドが投資する案件に対しては、厳しいデューデリジェンス(企業の収益性やリスクなどを徹底調査すること)が成され、一定の評価を経ているという証にもなるため、我々のファンド組成企業への選択肢の土台には乗ります
投資対象として信任に値するか、を鋭い他者の目、も活用しているという訳ですね
Or条件ということで、少し突っ込んで聞いてみました。
さらに気になるのは、ではそもそも、候補とする会社をどのように探してくるかという事ですね。
次いってみましょう。
それでは、そもそもFunds(ファンズ)ファンド組成企業の候補集めはどうやっているの?
現時点では、数十社以上の企業とのファンドから引き合いがあり、様々な条件を調整中。ミドルリスクミドルリターンのファンド商品を組成予定、「損したくないけどリターンは得たい」層に刺さる
(ファンズ社メンバーより画像引用)
次に、事業開発や渉外を担当されている新才さんのお話をお伺いすると、状況は下記のような感じですね。
- 現在は、ファンド組成企業になり得る候補をファンズ社側からも探しているが、企業側からのオファーも多数ある模様
- 詳細はまだ内緒、とのことだが、ここ3-4か月(2019年4-5月?)までには、複数のファンド組成企業をオンラインマーケット上に並べて、Funds(ファンズ)のサイトに来てくれれば、いつでも投資ができる、という状態にしたい意向との事。
現在は「うれしい悲鳴」との事でしたが、20社程度?との企業と様々な折衝中のようです。
例えとして、私との会話に挙がったのは「貸金系(アイフルとは別の企業も候補に挙がっているのでしょうか?!)」「○○系の繋ぎ融資(恐縮ですが○○系は推測してくださいませ。繋ぎ融資といえば・・)」などです。
Funds(ファンズ)における複数のファンド組成企業候補と交渉しながら、最低でも「1%台~」の案件をどのように作れるか検討中のようです。
投資家たちも、やはり低金利のリターンに慣れてしまっているので、投資案件において、この「1%」台だけでも、市場の反応が違うという事が、先日のアイフル社案件(年利1.8%ファンドで即完売!)を見ても分かったとの事でした。
藤田社長もTweetされてましたね。
本日、正式にFundsリリースしました!募集開始からわずか16分で8320万円分のファンドが満額申込み達成!年利1.8%のファンドが即完売したのは我々も驚きでした。貸付投資の大きな可能性を感じることができました。引き続き顧客目線にたった良質な投資機会を提供していきます!https://t.co/v1EmWEspce
— 藤田雄一郎 (@YYYFFF) 2019年1月23日
やはり仮想通貨でやられ、怪しいソーシャルレンディングでやられてきた投資家たちに、なるべく損したくないが、「ミドルリスクミドルリターンは得たい」「爆発的な利回りはないが、定期預金などに比べたら、高いリターンを得られる」という層にうまく刺さる投資商品の開発を目指しているとの事でした。
目の付け所が良いですね!
ではこのように候補を集めて、冒頭に記載したFundsのファンド組成企業の候補となるべく社内で審査を経るわけですが、だれが最終決定するのでしょうか?
実は藤田社長ではありません。
Funds(ファンズ)のファンド組成企業として決定する最終権限は誰?どのようなプロセスでどう決めるのか?
日本長期信用銀行⇒元スイス長銀社長の河野 哲行取締役が最終決定権をもつ
(ファンズ社メンバーより画像引用)
こちらの河野取締役が決める=最終ジャッジを下す、との事でした。
日本長期信用銀行入行、各種ストラクチャード・ファイナンス、不動産証券化、M&A等の各種業務に従事し、スイス長銀の社長を務める。その後、複数の証券会社等において役員、コンプライアンス・オフィサーを歴任。金商法に基づく内部管理統括責任者としてコンプライアンス態勢整備に従事。
凄まじい経歴ですね・・
これは新才さんも、藤田社長も下手な案件持ち込んだら、カミナリが落ちそうですw。
クラウドポートの社内プロセスは下記の通りとの事です。
- 渉外の新才さんがまずファンド候補となる入り口の時点で、大まかな条件や企業における状況の整理などを行う。
- 社内会計士など交えた財務面の確認を実施。
- 藤田社長、
共同創業者の柴田取締役(東大からマッキンゼー経て、タクシー配車のヒットアプリを飛ばした経験などを持つ連続起業家)
アドバイザーのトパーズキャピタル松田会長(みずほコーポレート銀行常務執行役員、みずほ証券副社長)などを交えた厳しい「審査会」を実施。
更なる候補の絞り込みを行う。 - 河野取締役が、社内で絞り込まれたうえで上がってきた候補を、Fundsのファンド組成企業としてよいかどうか総合判断し、ジャッジする
- ここまで経てようやく、「案件」として世の中へリリースする
ひとつの案件化にここまでのプロセスを経ています。
関係者のキャリアがいちいち凄まじいですね。
もうリリース済みのデュアルタップ案件やイントランス案件なども、この厳しい審査とプロセスを経て、我々が貸付投資できる案件として、紹介されている訳ですね。
Funds(ファンズ)への貸付投資をおすすめする層とは?
まとまった資金があまりなく、資金が減るのは嫌だ(損したくない)、そしてそもそも投資は何をしたら良いのかわからず、何かにお任せしたい方へおすすめ!
既存の株式、FX、投資信託などの金融商品は、利回りが高くトレードで大きなリターンを得られる可能性はあるものの、忙しい現役世代には、かなりハードルも高いのが事実。
相場に張り付くのも、「今日は上がるのかな、下がるのかな」とマインドシェアが取られます。
不動産投資も、まとまった資金が多少要るのもまた事実です。
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コツコツと安定的に、ある程度「お任せ」での投資には、ニーズがあり、この「貸付投資」のマーケットは空白があったわけですね。
ここを、貸付ファンドのオンラインマーケット「funds(ファンズ)」が解決します。
1円からの複利運用での投資が可能であり、信頼性が高く、低リスクなファンド組成企業をこれからもどんどんとラインナップしていくとの事でした。
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次回案件の利回りは?
次なる案件は利回りはどれくらいになるんでしょうね。
今後、グローバルな案件にも進出を目論んでいるという事で、日本に居ながら、例えばですが、ブラジルの食品企業や、ロシアの鉄鋼企業なんかにも、スマホ1台でFundsアプリで貸付投資できる時代が来るかもしれませんね。
話題のデュアルタップについても、今後また募集を行う予定も有る模様です。
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私は今回、藤田社長やFunds運営のスタッフさんのお話を直接聞いて、上記のような方には本当に、ぴったりな投資だと判断しました。
投資案件についても、上記のようなかなり厳格で段階的な審査や調査を経て、リリースされますので、我々投資家のもとへ届く時点では、かなり精査されている、と言うことが出来ます。
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