ロボアドバイザー(通称ロボアド)は、初心者でも気軽に投資を始められるサービスなのですが、ロボアドバイザーのプラス部分だけが書かれている記事もありますよね。
投資には必ずリスクやデメリットも存在します。
それは、ロボアドバイザーであっても同じです。
この記事では、ロボアドバイザーのデメリットについて解説します!
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ロボアドバイザーの手数料は本当に高いのか?
ロボアドは全部入れても1~1.5%
ただし、証券会社などの窓口営業は3%超えも珍しくない!
ロボアドバイザーの手数料は、安いとは言えません。
ロボアドバイザーよりも高い手数料の投資も多く存在しますが、手数料は低い方が絶対に得なので、高い手数料はデメリットです。
ロボアドバイザーの手数料は1%~1.5%程度
ロボアドバイザーには、2種類の手数料があります。
-
- 投資信託手数料
- サービス手数料
投資信託手数料とは、投資信託の売買や運営に係る費用の合計です。
投資会社のほとんどは、投資信託手数料を収入源としていますので、投資手数料がゼロになることはほとんどありません。
一方、サービス手数料とは、ロボアドバイザーに投資を手伝ってもらった対価として支払います。
サービス手数料は、ロボアドバイザーならではの手数料なので、この金額分だけ他の投資信託よりも手数料が高くなります。
なお、ロボアドバイザーのサービス手数料の相場は1%前後が相場であり、投資信託手数料と合計すると、1%~1.5%くらいの手数料となります。
ネット証券で直接購入できる投資信託の手数料は0.●%台
投資信託で、最も安いのが、インターネットでのみで活動している投資信託会社です。
インターネット専門の投資信託委託会社は、人件費や店舗などの維持管理費を最小限にしているため、手数料が非常に低く設定しています。
ですので、投資信託手数料が0%(おおよそ0.5~0.9%)台の会社が多く存在します。
銀行などの窓口での投資信託は高いので注意
ロボアドバイザーは、ネット証券会社の取り扱う投資信託に比べれば、手数料は高いです。
しかし、銀行や証券会社など、窓口で販売している投資信託の手数料は、更に高額な手数料が設定されています。
窓口販売されている投資信託手数料は、1.5%以上の商品が普通であり、手数料3%以上の商品も珍しくありません。
定期預金の利率が0.1%でも高いと言われる時代です。
手数料3%がどれだけ高額かは一目でわかりますよね。
銀行などの窓口で販売している商品と比較すれば、ロボアドバイザー手数料は良心的な金額です。
手数料については、勉強されている方は分かっていますね。
窓口でおススメされたり、ランキング上位の投資信託を薦められるがまま買ってない?
お得なように見えて実は手数料ガッツリ取られてたりするのよ。
本当にその商品に価値があるのか
カラクリはどうなのか
自分で見極めるためには
勉強が必要よ#金融リテラシー向上— りょうこ@OL投資家 (@ryouko_toushi) August 27, 2019
ただし安くする方法もある
ただし、全て投資金額に対して必ず手数料1%~になってしまうかというとそうではありません。
テオ(テオプラスドコモ)などは、投資金額に応じて、0.65%まで手数料を削減できるプランがあります。
手数料以外にロボアドバイザーのデメリットは無いのか?
長期運用、銘柄は選べない、元本割れリスクは健在
ロボアドバイザーの最大のデメリットは、手数料の高さです。
しかし、手数料以外にも注意すべき点はあるので、ご説明します。
短期的な収益は見込めない
ロボアドや投資信託など全般に言えることですが、短期的に多額の利益を出すことは難しいと言わざるを得ません。
1か月や半年で元金を倍に増やしたい場合には、FXや仮想通貨の方が向いています。
ロボアドバイザーは、長期的な運用を前提として行うのが通常です。
毎年少しづつ利益を出すことによって、10年後20年後の資産を増やすことを目的としています。
今すぐにお金を増やしたい方には、ロボアドバイザーはオススメできません。
ロボアドバイザーは自分で投資する銘柄を選べない
ロボアドバイザーは、年齢や収入、リスク管理など、自分に生活状況に見合う投資プランを提示してくれます。
専用投資プランを提示してくれるのは魅力ですが、一方で自分で銘柄を追加購入することはできません。
もし、自分で購入する銘柄を選びたい人は、別途証券会社などの口座を開設する必要があるので、自分で運用したいという人に対しては物足りなさを感じることもあり、デメリットと言えます。
全ての投資は元本割れのリスクを考える事が重要
ロボアドバイザーは、AIなどの最新技術を駆使して、可能な限り利益を出すことを目的としています。
しかし、ロボアドバイザーであっても、100%利益が出るとは限りません。
世界情勢が変われば、投資先の株価や債権価値が変動しますので、損失リスクはどうしても覚悟しなければなりませんね。
ただ、ロボアドバイザーには、損失の限度額なども投資プランに盛り込むことが可能なので、投資のリスク管理をする機能は備わっています。
とはいえなぜ初心者にロボアドバイザーがおすすめされるのか?
投資した金額以上の損はしない仕組みであり、カンタンでわかりやすい
ロボアドバイザーのデメリットを説明しましたが、今ロボアドバイザーが人気なのは、デメリット以上にメリット面が評価されているからです。
ロボアドバイザーは自分に合った投資銘柄を選んでくれる
ロボアドバイザーの最大の特徴と言えば、自分の収入などになった専用投資プランを自動で作成してくれることです。
初めて投資をする場合、どの銘柄を購入していいかわかりませんよね。
投資ファンドに投資するにしても、商品を判断できる知識が無いとカモにされてしまいます。
しかし、ロボアドバイザーなら、人為的な思惑が除かれ、商品を選定してくれます。
初心者が投資の失敗リスクを、抑えることのできる方法です。
投資運用を完全に丸投げできるのもロボアドバイザーの魅力
ロボアドバイザーには2種類のプランが用意されています。
一つは、アドバイスプランで、もう一つがロボアドバイザーへ投資運用を丸投げする方法で、投資一任型とも言います。
初心者には投資一任型がおすすめです。
ロボアドバイザーが代わりに運用してくれるので、自分で銘柄購入や組み換えのタイミングを考える必要がありません。基本は「ほったらかし」です。
会社員の方など、日中忙しい方で、いちいち投資運用をこまめに気にしなくていいのは、ロボアドバイザーの魅力的な要素です。
ロボアドバイザーのプランは……
- アドバイス型:自分自身で売り買いを行う
- 投資一任型:ロボアドに全部おまかせ!
ロボアドバイザーは積み立てもできるし、解約も可能
ロボアドバイザーでは、積み立ても設定できますし、運用成績に一喜一憂するものではないですが、どうしても現金化したくなったら、運用を途中で止めて、解約することも可能です。
その時点での利益または損失が確定します。
転職や昇進、生活環境の変化で収入状況も変化しますので、その人に必要な目標金額に応じた投資プランを考えられるのも、ロボアドバイザーの魅力。
ロボアドバイザーの手数料は確かに高いです。
しかし、それはロボアドが投資代行してくれているからであり、様々な自動メンテンナンスも実行してくれます。
そのために手数料を必要とする理由がありますよね。
投資商品の選定から銘柄の組み換え、資産の推移をグラフ化してくれるアプリの提供など、至れり尽くせり、が1%で高いか安いか、はあなたの判断です。
ちなみに、10万円の投資で1%は「1000円」ですね。
ロボアドのテオプラスドコモの推移定期共有。めちゃくちゃ上げてきてます。
8月原本少し割れ〜プラス3%くらいまで復活から、のあっという間に8%まで回復。
グロース(株式)100%に振ることが出来るので落ちるときは落ちますが、回復も早いです。#テオ#THEO#ロボアド#ロボアドバイザー pic.twitter.com/j7Jtcpnb25
— USK | ユースケ @『サイドハッスル』多刀流ブロガー (@usk_investment) September 17, 2019
ロボアドバイザーは、1万円からでも資産運用が可能なサービスもありますので、初心者が手軽に少額で投資を始める場合には、選択肢となります。
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