様々な貸付ファンドに投資できるオンラインマーケットのFundsが、クラウドポートによりリリースされましたね。
今回の記事では、そのファンド組成企業のひとつである、デュアルタップを取り上げます。
2019年3月20日に行われたFunds×デュアルタップの合同セミナーに参加して、直接、1次情報を聞いてきましたので、その内容も踏まえて、この記事を読んでくださるあなたの、Funds×デュアルタップ案件への投資判断のひとつとしていただければ幸いです。
【右端:財務経理 吉嵜(よしざき)課長、真ん中:マーケティング新川主任】
※お二人とも、不動産の「宅地建物取引士」の資格をお持ちでした。
- Funds×デュアルタップセミナー内容のシェア
- Fundsのファンド組成企業「デュアルタップ」とは?
- ソーシャルレンディングや予定利回り商品のリスクとは??
- どのような場合に元本が欠損するのか?デュアルタップは大丈夫なのか?
- デュアルタップの口コミは?
「貸付ファンド」とは、利回りと投資運用期間があらかじめ予定されされた金融商品です。
貸付の対象先は、東証一部上場企業などの個人向け社債と、中小零細企業が対象のソーシャルレンディングのちょうど間くらいの位置づけです。
本記事でも「リスク」については後述しますし、Funds公式サイトでもきちんと述べられていますが、元本も欠損する可能性もゼロではありません。
大元のクラウドポート自体の運営能力やどのような貸付ファンド案件を採用・チョイスするか、またそのファンド組成企業(今回であればデュアルタップ社)の安全性がカギとなりますね。
ただ、結論、デュアルタップ案件については、安心できそうです。
セミナーで語られた内容を後述しますが、デュアルタップ社は単なる資金調達の意味合いだけではなく、「広告宣伝効果」を見据えての今回のファンド組成化という見方もある事が挙げられますね。
藤田社長は、投資家達と直接Twitter上で、よくやり取りされていますが、その言葉を見ても、【広告宣伝効果も期待できる点が事業者側のメリット】とおっしゃっています。
実際は、
【Fundsに参加することでの広告宣伝効果への期待が、事業者側の「主目的」のひとつ】
という意味合いも強いのではないかと感じます。
藤田社長Tweet抜粋:
Fundsはただの資金調達チャネルというだけでなく広告宣伝効果も期待できる点が事業者側のメリットなんです。
ただ、もちろんリスクある金融商品なので「99%大丈夫」ってことはないので、その点はご留意くださいm(_ _)m
合同セミナーでのクラウドポート社藤田社長から、デュアルタップ社マーケティング企画の新川さんへの公開質問タイムなども有りましたので、この記事ではそちらもシェアさせていただきます。
そして、ファンド組成企業のデュアルタップがどんな企業か、についてもあらためて確認していきましょう。
\「1円」からできる貸付ファンド投資!/
また、今ならデュアルタップから「無料」で不動産マンション経営のノウハウや、リスク・メリットが分かる資料やガイドをもらうことができます。
どんな物件を扱っているのか、経営状態はどうなのかなどを把握する意味でも、資料請求だけでもしてみるのも手ですね。
私がFundsで投資しているものを含めた他ファンド案件に関する記事です。
Funds×デュアルタップ(都内好立地マンション不動産投資)
Funds×インテリックス(リースバック事業「あんばい」投資)
Fundsがどのようにこのファンド組成する企業を選んでいるか、は直接運営元のファンズ社の藤田社長にインタビューしています。
Contents
2019年3月20日Funds×デュアルタップ合同セミナー
貸付ファンド投資のfunds
×不動産デュアルタップ
のセミナー参加してきました。参加者6-7人の
超少人数でした。明日にでも記事化したいと
思います#funds#ファンズ#不動産投資#デュアルタップ pic.twitter.com/quhOKzZOgl— USK @ 複業6刀流のサイドハッスラー (@usk_investment) 2019年3月20日
セミナー日時:2019年3月20日(水)
場所:デュアルタップ本社(@大崎)
参加者:7名程度(超少人数セミナーでした!)
第一部:クラウドポート社藤田社長によるFundsの紹介
第二部:デュアルタップ社紹介
第三部:Funds×デュアルタップ対談、セミナー参加者質疑応答
1:Funds紹介
まず、Funds自体のサービスがどのような投資案件を提供するサービスなのか、またFundsを運営するクラウドポート社自体についてのあらためての紹介がありました。
Funds(ファンズ)におけるファンド組成企業のチョイスや、案件としてリリースするまでのプロセス・ハードルについては、かなり社内で厳しい判断基準を設けています。
こちらについては、今回のセミナーとは別の機会で、1次情報として、直接クラウドポート社の藤田社長や、事業開発の新才さんに、個別でお話しをお聞きしたインタビュー記事もありますので、ご覧ください。
2:デュアルタップの強みや差別化戦略
本記事内で後述します。
>>対象の場所へジャンプ!
3:Funds×デュアルタップおよびセミナー参加者からの質疑応答の内容
ここが読者の方が一番気になるところだと思います。
セミナー参加者の方々も、質問内容から、かなり勉強されている方ばかりだったと推測します。
C)藤田社長=Funds運営のクラウドポート社代表
D)新川さん=デュアルタップ社マーケティングご担当
D)吉嵜さん=デュアルタップ社財務経理マネージャ
XEBECシリーズの貸付ファンドへの投資募集も1分以内で完売、と聞いてとても嬉しく思っています。
これについてはどのように思われたか教えてください。
その高騰を受けて、やはり市場から期待を受けているんだ、という思いがあらためて生まれました。
ただ、デュアルタップ社としては、3割程度は海外からのお客様ということも有りますし、また今後も物件の差別化に力を入れていきたいと考えています。
(セミナー資料より)
不動産販売が成されようとも、成されずとも、DPM社は12か月後に必ず、デュアルタップに対して、必ず返済しなければなりません。
DPMが立ち行かなくなり、倒産となってしまったら、レピュテーションリスク(企業の評判が下がり、業績悪化すること)や株価への影響が計り知れないものがあるので、その場合は何らかの対処の検討をしないとならないと考えています。
ただ、現時点、Fundsにおいては、デュアルタップXEBECシリーズの自社商品しか対象としていないため、デュアルタップ側としても100%コントロールが効くので、その点もご安心頂けるかなと思っています。
また、当社の主力製品は25-26平米で約3000万円前後の物件が多く、ハードルが高いのもまた事実ですので、Fundsを通じて、ぜひ不動産投資に興味を持ってもらい、関与してほしいという思いも有ります。
当然、他企業とも正直比較はしたうえで、クラウドポートさんのFundsを選びました。
どのサービスと比較したか、はこの場では差し控えます(苦笑)
デュアルタップ社様側も今回のFunds事業用の口座を、別途新規口座開設していただき、お互い、きちんと分別管理するように徹底しています。
ただ、当社は主要な取引をしている銀行が八行あり、当社物件は23区内、駅10分以内で立地もよく、高い評価を得ているため、それほど融資状況に変化を感じていないのが、正直な印象です。
デュアルタップ主要取引銀行(公式サイトより)
関西アーバン銀行 東京支店
きらぼし銀行 本店営業部
東京スター銀行 本店営業部
東日本銀行 大崎支店
みずほ銀行 五反田支店
三井住友銀行 東京中央支店
三菱UFJ銀行 五反田駅前支店
りそな銀行 虎ノ門支店
ほぼキャッシュで買っていかれますね。
別質問ですが、デュアルタップ社代表のインタビュー記事などにも有ったのですが、「エクイティ型(貸付型ではなく、投資型。よりリスクもリターンも高くなる形)」の投資案件も検討、のような話も聞こえてきますがどうでしょうか?
自社で集める形にするのか、またFunds内で何か現在の貸付型とは、少々ベクトルを変えたファンド組成を検討しているのか、など差し支えない範囲で教えてください
くらいでお願いいたします。
ズバリ、デュアルタップ海外案件×Fundsのファンド組成案件は可能性有りますか?
ただ、3/19にニュースリリースを出しております通り、マレーシアの経済特区「サイバージャヤ」の開発を行う政府系企業サイバービュー社との提携の話が有ります。
その特区への企業進出支援も実施する予定があります。
今後も、デュアルタップ×Funds案件は、注目ですね!
当然、登録や口座開設は無料ですし、「1円」から投資できるサービスはなかなか他に有りません。
口座開設には、最後、簡易書留でのウェルカムレター受け取りの手番が有り、少し時間が掛かります。
案件がリリースされてから口座開設していては間に合いませんので、早めのFunds口座開設をおすすめします。
\「1円」からできる貸付ファンド投資!/
貸付ファンドオンラインマーケットFunds(ファンズ)のファンド組成企業、「デュアルタップ」とはどんな会社?(証券コード:3469)
2006年創業の不動産業を主軸とする東証二部上場会社、業績は非常に好調!
まずはこのファンド組成企業が、本当に大丈夫かどうかを見極めることが必要です。
ということで、今回のファンド組成企業のひとつである「デュアルタップ」はどんな会社か調べてみました。
2006年創業の若い会社です。
2016年7月に上場し、不動産の企画から開発、管理すべてを一括して扱っている東証二部上場会社(証券コード3469)ですね。
前述のデュアルタップ社のお二方から頂戴した名刺を確認すると、会社公式サイトにも公開されている情報ではありますが、宅地建物取引業免許の更新回数は(3)ということですね。
・宅地建物取引業免許更新:
5年に一回の更新です。更新するたびに( )の中の数字が増えます。
よく若いワンルーム販売会社は、東京都知事(1)第xxx号 のような形でカッコの中が1のまま、更新できず5年以内に飛んでしまう会社も多いです・・。
この数字が大きければ大きいほど、歴史ある企業と言えるかと思います。
今度、不動産業者と名刺交換する場合が有りましたら、この番号の前のカッコの中に注目してみてください。
マメ知識でした。
そして、設立から10年での上場は勢いがありますね!
デュアルタップの主力商品は自社ブランドの都心型ワンルームマンション『XEBEC(ジーベック)シリーズ』という投資用のワンルームマンションです。
東京都心部やその他の主要沿線近くに特化したシリーズです。
事業全体では、
- 不動産企画・開発
- 不動産分譲
- 賃貸管理
- 建物管理
- 海外事業
となっています。
通常の投資型ワンルームマンションの販売などをやっている会社は、国内のみの取引ですがデュアルタップは海外での取引仲介にも力を入れています。
海外物件の売却、そして日本人以外への日本物件の販売で利益を上げています。
海外から見ても東京の物件は資産価値としてコスパ良しですね!
【投資・移住情報満載】タイ・バンコクで夢を叶えたい
・投資で収入を得たい
・エリートビザで移住をしたい
・セカンドハウスを持ちたい
…そんな願望を形にする方法をお送りします。
▼▼バンコク不動産やタイエリートビザの資料請求はこちら▼▼https://t.co/DZ8BQsG5hI#タイ移住 #海外物件 pic.twitter.com/XSN8OH7ywF— 海外不動産のデュアルタップインターナショナル (@dualtap_kaigai) 2019年2月8日
\都心型マンション投資!/
デュアルタップの社長はどんな人?
デュアルタップの社長である臼井貴弘氏は凄腕で、設立からわずか4年ほどで売上高15億円を超えていますね!
会社のモットーは「欲張りすぎない成長」と「地に足をつけた成長」とのこと。確実に増収増益をだしていく姿勢をお持ちのようです。
また、不動産関係は営業の対応がいまいちなところが多いですが、デュアルタップに関しては親切で説明も丁寧だったという声も多いです。
今度、私は不動産投資家でも有りますので、どのような物件なのか個別相談の調整中です。後日追記していきます。
会社のスローガンは「強く、やさしく、おもしろく」とのことですが、その通りのようですね。
Fundsのファンド組成企業「デュアルタップ」の業績や差別化ポイントは?株価推移は?
売上は順調に上がり続けています。
2016年69億円、2017年96億円、2018年97億円。
デュアルタップのモットーである「地に足をつけた成長」を形にしたように推移してますね。
主力商品であるXEBECシリーズは、多くが駅から徒歩5分圏内の建物です。
「駅チカ」がXEBECの差別化ポイント・コンセプトという事で、セミナーでお聞きした情報によると、
駅チカ物件(徒歩10分以内)
- 3分以内 :30%
- 4-5分以内 :27%
- 6-7分以内 :19%
- 8-10分以内:24%
という利便性の良い立地かつ東京23区に絞って開発をしていますね。
管理面についても、
- 自社販売物件を中心に、1637戸の賃貸管理実績
- 建物管理46棟2003戸の管理実績
- 入居率は平均98%以上の高水準
という事で、他社物件の管理などもしています。
株価についてはfundsから発表のあった2019年1月8日からストップ高が続きましたね。
その後、少し株価は苦戦中ですが・・
1月には、Funds(ファンズ)を運営する株式会社クラウドポートの代表の藤田さんもデュアルタップの株価についてTweetされてましたね!
今回、Fundsに参加することを発表した東証二部のデュアルタップ社ですが、Fundsリリース直後に株価が急騰しストップ高になりました!こんな効果もあるんですねw すごい! pic.twitter.com/0Ek89QDVDn
— 藤田雄一郎 (@YYYFFF) 2019年1月8日
クラウドポートのFundsにおけるリスクは?どのような場合に元本が欠損するのか
Fundsのファンド組成企業が倒れた場合、元本は戻ってこないため、組成企業自体をきちんと把握しよう(本記事では、その一社であるデュアルタップを取り上げています)
クラウドポート代表の藤田さんが出されているNoteや公式サイトにもしっかりと、貸し倒れのリスクに関する記載があります。
当然、投資するからには、投資家側に最終の責任があることは明白ですよね。
クラウドポート代表 藤田さんのNoteでも注意事項は述べられています(抜粋):
Fundsで取り扱うファンドは、元本が保証されているものではなく、欠損が生じる可能性があります。
各ファンドの条件およびリスクの内容や性質の詳細は、重要事項説明書等をよくお読みください。
Funds公式「投資のポイント」の注意事項抜粋引用・一部抜粋:
貸付ファンドは金融商品です。Fundsでは掲載するファンド組成企業やファンドの登録を行う際に都度社内で審査を行っておりますが、金融商品である以上100%貸し倒れが起きないと言い切ることはできません。
投資をする際には、ご自身での投資判断をお願いいたします。
Funds公式テーマ別の仕組みより抜粋
上記の不動産テーマを例とした図にある通り、今回明らかにされているファンド組成企業(例:デュアルタップ)が倒産した場合は、当然投資元本は欠損します。
ファンド組成企業が貸す先(借り手)がデフォルトになってもダメです。
Fundsのファンド組成企業の選び方については、かなり厳格なプロセスを経ています。
直接、クラウドポート社の藤田社長にお話しお聞きして、記事化していますので、ご参照ください。
デュアルタップの評価は?
経営状態も良好、ファンド組成企業としては投資対象にできると判断してます。
上記の通り、経営状況は悪くありません。
私、不動産投資家としては、新築ワンルームは今まで投資対象としては見ていなかったのですが、ちょっとこのFunds × デュアルタップは気になる流れですので、Fundsでひとくち投資してみる事にします!
1月24日追記:
申し込み殺到し、「Funds」の1号案件である「デュアルタップ:大田区 XEBECファンド#1」の募集金額2620万円が54秒で満額申し込み達成でした(笑)。
2月8日追記:
XEBECファンドの台東区案件(年4.5%)が、「2019年2月18日(金)18時~」から募集→こちらも30秒台瞬殺(笑)
3月17日追記;
XEBEC台東区(年4.3%)が「2019年3月22日(金)18時~」募集開始も即完了しました。
>>Funds公式サイトで詳細を確認
さんざんリスクについても、述べてきておりますが、Funds(ファンズ)についてはソーシャルレンディングの不透明さは感じません。
ちなみに、会員登録や口座開設もすべて無料なので、デュアルタップが提供するファンドへの投資に迷われている方はFunds口座登録だけしておき、ご自身が良いと思う案件がリリースされるまで待機するのも手です。
デュアルタップ以外にも、当然、今後様々なファンドがFundsのマーケットに並んでいくとのこと。
これは楽しみですね!
\1円から優良企業へ貸付投資できる!/