PundiX が提案するブロックチェーン・プラットフォーム・ソリューションの概要がリリースされました。
PundiX が描く非中央集権化されたブロックチェーンインターネットとはどんな世界なのでしょうか?
画像などは公式から引用しております。
Contents
function(X)とは
PundiX のソリューション群
. Function(X)OS ※Android9.0ベースのオペレーションシステム
. Function (X) blockchain
. Function(X) IPFS ※分散型ファイルストレージ
. FXTPプロトコル ※P2Pで他の利用者のコンテンツへアクセスできるプロトコル
. Function(X) docker
これらが、function(X)の主な構成要素ですが、どのような内容か見ていきます。
FXTP 通信プロトコルについて
上記が従来型のHTTPの通信プロトコルのイメージです。
いわゆるクラサバ型ですね。(クライアントとサーバーで通信)。セキュリティの問題などが有りました。続いて、FXTPとはどんな型なのかを図解しているのが、下記です。
FXTPは、全てのノードに対して通信を許可し、ターゲットとするノードまでのレスポンスを繋げるようなイメージですね。
何処かのノード間で通信が失敗しても、ブロードキャスト型なので、通信には問題ない、という形です。
これがサンプルですね。
zacさんからpittさんにメッセージを送る時、zacの秘密鍵に基づいて発信されたメッセージなりデータが検証後にfunctionX ブロックチェーン上に保管されます。
pittのノードに属している別のノード(当然、複数のノードでしょう)が、pitt宛のメッセージやデータが来ていないか、常に監視しており、いざデータが来たらそれをpittのデバイスがブロックチェーン上から解読して、メッセージとして届く、と。
function(X) におけるアプリケーション開発
上記は従来型の開発イメージです。
一つのサービスやアプリケーションを、一つの開発データベースなどで作る形です。
functionXブロックチェーンでは、アプリケーションは、複数の異なったノード間にまたがってIPFS(分散型ストレージ)やdockerを用いてストアされます。
データやロジックは、分散型ネットワークに存在するイメージですね。
PundiX のfunctionX を用いるプロダクト群
ブロックチェーンスマホである xphone 、店舗などでPOSレジとして使えるXPOS(これも1台1台がノードになる)も有ります。
今後出てくるスマートデバイスも、functionX に準じた開発を行うようです。どんなデバイスなのか楽しみですね。
今後もPundiX 注目です!
合わせて下記参照下さい。