ロボアドバイザー(以下ロボアド)による自動の資産運用が可能なTHEOに、新たな料金体系が導入されました。その名も「THEO Color Palette(テオ カラーパレット)」です。
この記事では、THEO Color Paletteとはどのようなものかを、わかりやすく解説していきます。はじめての資産運用を検討されている方、現在THEOを利用している方は必見です。
- THEO Color Paletteとは?
- THEO Color Paletteの手数料はどのくらい?適用条件は?
- 同業他社と比べてどのくらいお得?
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Contents
THEO Color Palette(テオ カラーパレット)とは?
預けた資産額と毎月の入出金状況で手数料が変化0.65%~1%になる
THEO Color Paletteとは、ロボアドによる資産運用サービス「THEO」の新しい手数料体系のことです。
出典:THEO テオカラーパレットって?
まずはTHEOとはどのようなサービスなのか、簡単に押さえておきましょう。THEOの資産運用には、大きく3つの特徴があります。
- 1万円から投資ができる
- 入金後の資産運用はロボアドにすべてお任せ
- 毎月の積み立ても1万円から始められる
THEOを利用する上で、本人が行うことといえば口座開設と入金くらいですね。
このようにTHEOは、低コストで気軽に資産運用をスタートできるので、投資の知識や経験がない初心者にも人気があります。
サービス利用にかかる手数料は、預かり資産額の1.0%(3,000万を超えた分は0.5%)のみ。これまでは資産額が3,000万円以下であれば、手数料は全員一律に固定されていました。
しかし今回発表されたTHEO Color Paletteは、利用者の状況に応じて、手数料を最大0.65%まで引き下げることができます。
THEO3周年を記念した新しい料金体系によって、これから投資をはじめる方や、現在THEOを利用している方が、さらにTHEOを利用しやすくなりました。
出典:THEO 「THEOとFintech業界の3年」と新しい発表”THEO Color Palette”について
THEO Color Paletteの驚きの手数料について解説!
0.65%~1%がある
3か月のカラー判定のため、入出金を気を付ければ安くすむ?
THEO Color Paletteの手数料について、より詳しく説明していきますね。
THEO Color Paletteには5つのカラーが設定されており、利用者の運用状況に応じてどのカラーが適用されるか決まります。カラーに応じた手数料の違いは、以下の通りです。
出典:お金のデザイン NEWS
これまでのTHEOの料金体系とは違い、3,000万円以下の資産額でも、従来の10%〜35%OFFまで手数料を引き下げることができます。
なお3,000万円を超えた分に関しては、従来通り手数料は0.5%のままです。
資産額が多ければ多いほど、より手数料を安く抑えられるのでお得ということですね。
THEO Color Paletteを利用するのに、事前の申し込みなどは不要というのも嬉しいポイントです。
ただしTHEO Color Paletteを利用するには、大きく3つの条件があります。
- THEOのユーザーである ※THEO+(テオプラス)は対象外
- 毎月積立をしている
- 対象期間中に出金をしていない
またカラーを決める「カラー基準額」とは、カラー判定期間における入出金総額の平均を指すので注意しましょう。
カラー判定期間は、A(4月〜6月)、B(7月〜9月)、C(10月〜12月)、D(1月〜3月)の4つに分かれており、手数料が適用されるのは、最終月の翌々月から3ヶ月です。
例えば、A(4月〜6月)の期間中の累計の入出金総額が平均80万円であれば、カラーはグリーンとなり、8月から3ヶ月間は手数料が0.80%になります。
位が上のカラーを一度手にしたからといって、手数料をずっと安く抑えられるわけではないので気をつけましょう。
出典:お金のデザイン NEWS
ロボアド大手3社による手数料の比較
THEOの手数料は比較的安めで長期運用向き!
ではTHEO Color Paletteの手数料は、他のロボアドと比べるとどうなのでしょうか。
ロボアドの大手として有名な「WealthNavi(ウェルスナビ)」と「楽ラップ」の2つと比較してみましょう。
ロボアド | 合計手数料(年率・税別) |
---|---|
THEO Color Palette | 0.65%〜1.00% |
WealthNavi | 1.14% |
楽ラップ | 0.99% |
同業他社と比べても、THEO Color Paletteの手数料がお得ですね。
また、WealthNavi(ウェルスナビ)には長く続けることで手数料が安くなっていく『長期割』がありますので、そちらも合わせて検討されてもいいかもしれません。
ただし、ウェルスナビの長期割は最大でも0.9%(年率)までです。
しかも60か月後からようやく、です。
画像引用:(ウェルスナビ公式サイトより)
今回、THEO Color Paletteの体系から見ますと、50万円以上投資するなら、テオが手数料0.8%になりますので、ウェルスナビの長期割を下回りますね。
手数料の違いはわずかではありますが、10年・20年にもわたる長期投資においては、その違いが後に数十万・数百万という大きな差となります。
そのため長期投資をするなら、できるだけ手数料を安く抑えられるロボアドを選ぶのがオススメです。
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