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【PundiX(NPXS)】バイナンス上場投票1位!現在の状況・今後の成長プラン、およびハッキング対応状況は?

PundiXのPOSデバイス

2018年6月度のバイナンスの上場投票にて、見事第1位をPundiX(NPXS)が獲得しました。あらためて、PundiXのプロジェクト状況や今後の成長プランについて、記事にします。

あらためて、PundiXとは?

PundiXはブロックチェーンベースのPOSデバイス及びシステムを開発しているプロジェクト

ここで「POS」の解説からはじめましょう。
仮想通貨の世界には、”POS(Proof of Stakes)”という言葉もありますね。

POS(Proof of Stakes)=ブロックチェーンネットワークによる分散型での承認・コンセンサスの達成を実現するアルゴリズムの一種

ですね。
それでは、こちらに対してPundiXで言っている「POSデバイス」の「POS」はどのような意味合いでしょうか。
要約すると、

POS=Point of Sales ・・・店舗などの販売時点での情報管理システム

となります。
この情報管理システムで使用する、店舗などに設置されている機器がPOSデバイスですね。
商品に付いているバーコードをPOSデバイスに接続されているスキャナ等で読み取り、単品別に購入データを収集し、店舗側は販売情報や仕入れ情報を管理します。

このPOSデバイスも含む情報管理システムをブロックチェーンベースで開発しているプロジェクトが「PundiX」となります。

ユーザが、小売店で、まるで水のペットボトルを購入するように簡単に、仮想通貨を購入できるようなところを目指していますね。
それでは、現時点では、どのような通貨に対応しているのでしょうか?

現時点でPundiXのPOSデバイスが対応している仮想通貨:
BTC, ETH, LTC, XEM, XLM, QTUM, ACT, DGD, ZEC, NPXS

今後、この対応する通貨を増やしていく計画があり、さまざまなトークンの開発者との協議を進めているとのことです。

PundiXの新しいPOSデバイス”XPOS”とは

PundiXが開発しているXPOSデバイスの新機種については、EMVチップカードと磁気ストライプカード両方対応のカードリーダを備えているとのことです。

EMV ・・国際カードブランドのVisa/MasterCardが策定したICチップ搭載クレジットカードの統一規格。情報が暗号化されて保管され従来に比べてセキュリティが高い。最近のクレジットカードは日本でも大体ICチップが付いてますよね。

磁気ストライプ ・・クレジットカードの中でも旧式。以前多く普及している規格。裏側の黒い線をコスるタイプはこちらですね。海外窃盗団の「スキャミング」で狙われるやつですね。

最新の仮想通貨決済だけではなく、新旧の従来型クレジットカード決済、やアップル系の決済、など複数の決済ソリューションをワンデバイスで提供する形です。

PundiX CEO Zacの中国での経験

中国天安門

CEOのZacは、Wikiをホストするサービスを展開していたJotSpot(後にGoogleが買収、GoogleSitesとしてリブランディングしてローンチ)での経験後、スカンジナビア諸島などのテック企業での業務を経て、中国でのW3C’s HTML5の中国での議長・チェアマンのポジション及び、ゲーム会社の共同創設者としてキャリアを積んだとのこと。

こうした様々な国で大きなチームを管理した経験が、現在の製品開発の糧になっているようです。

現在、東京でもマーケティングマネージャを募集中。

PundiX ICO成功後の製品開発・パートナーシップ状況

2018年1月のPundiX ICOでは90分で35億円以上を調達

ICOを大成功させ、POSデバイスの開発と製造に着手しています。
下記は歴代のXPOSデバイスの変遷。
奥の白い機種(ZACの手元にある機種)が2018年6月時点での新機種ですね。

WanChainともパートナーシップを発表
ニューヨークで開催されたConsenSys2018のひとコマ。

今後は3年間で10万台以上のPOSデバイスを市場に展開していくとのことですね。

どの国が今後主要マーケットになるのか

PundiXのターゲットはインドネシア?韓国?マレーシア?シンガポール?それとも日本?

インドネシアでは、PundiXの開発チームがすでにリリースしているQRコード決済アプリケーションである「Pundi Pundi」が広まっています。
ローンチ以降10万以上のダウンロードを達成しており500店舗以上の小売店やレストランがPundiPundiでのQRコード決済を受け入れている状況。

国自体も急速に発展してきており、国民の年齢層も若く、新しもの好きで、XPOSデバイスが広がっていく土壌はすでにできていると言えます。

Pundi Pundi の画面はこんな感じです。クーポン機能もありますね。

Pundi Pundiのキャプチャ画面1Pundi Pundiのキャプチャ画面2

やはりまず重点はインドネシアですかね。

ただ、韓国ではNPXSトークン保有者も多く、マレーシアはCEOであるZacの出身国、シンガポールも東南アジアの経済の中心であり、ドバイで取引所ライセンス認可を受けたPundiX戦略的パートナーのGCOX社の本拠地ですね。

日本では6月26日(火)にミートアップがあり、私USKも参加予定です。
会場でぜひ情報交換出来れば幸いです。
現場からリアルタイムツイートしようかと。

>>PundiX東京ミートアップ参加申し込みへ

PundiX XPOSを各国へ広めていくための課題は??

国ごとの規制や法順守が必要

やはり、仮想通貨にかかわるすべてのビジネスで言えることですが、国ごとの規制に対する対応や、新しい市場へ参入する際に必要で適応されるべき法律を尊重し、順守することが重要とPundiXは考えています。

国際的な法律家/弁護士である David Ben Key氏がPundiXにはジョインしていますね。この方はミートアップ東京にいらっしゃる予定とのこと。

また、私個人の意見ですが、XPOSデバイスの保守や故障時のメンテナンス運用は各国でどうするのか、なども気になります。
日本は乾燥する国なので、静電気でPOSレジが故障する、などの事象が実はよく発生するんですね。

取引や仮想通貨交換のトランザクションが、一瞬の静電気の攻撃でロストしてしまう、などが無いような設計思想であるかどうかは確認したいところです。

 

コインレールCoinrail でのNPXSハッキングはPundiXの発展・開発に何か影響を与えるのか

PundiXのビジネスへの影響は?

コンセンサス2018でのPundiXの一コマ

CEO Zac曰く、「ビジネスの観点では一切の影響は受けない。PundiXのセキュリティは破られていない。今後も様々なパートナーとともに、展開計画について議論を続けている」とのこと。

一定期間の取引所への入出金やNPXS移動に制限はありましたが、犯人のERC20アドレスはもう把握しており、韓国法規制機関や警察機関と連携し、調査・支援を行っています。

ちなみに犯人のアドレスは
>>こちらから。26億NPXSあるのがイーサスキャンで見えますね。

今後のPundiX(NPXS、NPXSXEM)

バイナンス上場タイミング見計らいやXPOSデバイスの拡販、引き続きのエアドロップ実施など、運営には引き続き素晴らしい対応を期待しています!

※本記事は、Cryptoinvestor.asia(June 16, 2018)の特集記事およびPundiX公式Twitterの投稿を引用・翻訳・参考にし、私見を加えたものです

 

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