ブログ

オリンピックで子供の社会や英語教育にも変化が?異文化理解へ

オリンピックで英語教育!株関連銘柄

2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、小・中・高の英語教育が変わり始めました。たとえば、次のような変化が起こっています。

  • 小学校中学年からの英語教育がはじまりました。
  • 中学英語の授業は、原則英語で行います。
  • 高校では英語でのディスカッションを取り入れます。

いま、社会で働いている人なら驚くような授業スタイルになりそうですね。
子どもを取り巻く英語環境のこれからと、注目の「英語教育」関連株をご紹介します。

オリンピックで子供の世界が変わる?

訪日外国人はますます増加!
日本語以外の言語の需要が拡大する

日本政府は、オリンピックが開かれる2020年の訪日外国人客数の目標を4,000万人としています。

訪日外国人旅行者数の推移出典:観光庁訪日旅行促進事業(訪日プロモーション)

日本を訪れる外国人が増えると、英語での道案内をする機会も増えるでしょう。オリンピックでボランティアに関わると、英語でのやりとりがあるかもしれません。

訪日外国人旅行者数及び割合(国・地域別)
出典:観光庁訪日旅行促進事業(訪日プロモーション)

日本語以外の言葉」が広がる世界が、子どもたちを待っているのです。

出典:観光庁国際観光

英語教育にも変化が

英文の意味が分かるだけじゃない
話すことができる実践性を重視する!

今までの英語教育は「読む・聞く」を中心に行われてきました。
これからは「コミュニケーション手段」として英語を使う力が必要になるのです。

そのため、文部科学省は「生徒自身が主体的・能動的に参加する場」を増やそうとしています。

具体的には、今まで「聞く」「読む」の2技能だった英語の能力を「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能で評価していこうという目標を立てました。
それに合わせて、義務教育での英語学習にも変化が起こっています。

小学校中学年での「外国語活動」

週1コマ、年間35時間の英語授業を行い、英語を楽しむ機会をつくります。「聞く」「話す」をメインに学習します。

小学校高学年での「英語学習」

週2コマ、年70時間の英語授業を行います。聞く力、話す力に加えて書く力も育てます。成績のつく教科として、テストも行います。

ベネッセ 英語教育何が変わる?出典:ベネッセ2020年英語改革

中学・高校での「英語授業」

中学・高校では、英語の授業を英語で行います。
高校では、さらに発信力を鍛えるためにプレゼンテーションディベートの場も設けます。

ベネッセ 中学・高校の英語授業出典:ベネッセ2020年英語改革

このほか、大学入試で英検やTOEICなどの資格・検定試験の結果も使えるようになります。2024年以降は、資格・検定試験に一本化する可能性も出ています。
10代のうちから高い英語力が求められるのです。

出典:ベネッセ教育サイト2020年教育が変わる!

 

関連銘柄は?

学習塾のリソー教育
通信教育のベネッセコーポレーション
オンライン英会話のレアジョブ

英語教育の変化によって、今まで以上に幼児からの英語学習が必要となってくるのではないでしょうか。語学関係のサービスを提供している会社を見てみましょう。

リソー教育

首都圏を中心に学習塾「TOMASを運営しています。すべての授業を1対1の個別授業で行うことにこだわっており、難関校への合格実績もあります。
子会社の伸芽会は幼稚園・小学校受験に特化しています。オープン模試への受験者数はNo.1(※)。また、マンツーマン英会話も行っています。

英語4技能強化対策出典:TOMAS

トマス大崎校開校
出典:TOMAS TOMAS大崎校開校

出典:リソー教育グループ
出典:伸芽会

ベネッセコーポレーション

通信教育最大手のベネッセコーポレーション。幼児から大学受験までをカバーする「進研ゼミ」を展開するほか、英会話教室「ベルリッツ」も傘下にあり、幅広い年齢に向けて英語を勉強する機会を提供しています。

キャラクターと一緒に学べる通信英語教材「こどもちゃれんじEnglish」など、幼児期から英語を学ぶ体制が整っています。

2018年は「進研ゼミ」の会員数が257万人に増えました。3月決算でも増収増益となっており、今後も安定した株価を維持すると考えられます。

ご自宅で学んだ英語を使って、英会話力を伸ばす出典:ベネッセマンツーマントーク(小学生向け)

出典:LogmeファイナンスベネッセHD4年来の増収・5年来の増益を達成 「進研ゼミ」4月会員数は過去10年間で最高の伸び幅

レアジョブ

オンライン英会話最大手の会社で、フィリピン人講師から英語を学ぶことができます。

1対1でのレッスンが129円からとお手軽に、さらに朝6時から夜25時まで受けることができるため、忙しい社会人でも安心して取り組むことができます。

英語が私の言葉になる
出典:レアジョブサービスのご紹介

また、通信教育を行うZ会とも業務提携を結んでいるほか、中学・高校生コースも作られており、進学校の授業でも取り入れられています。スピーキング技術を身につけるには注目の銘柄です。

学校教育で英語が話せるようになるを当たり前に出典:レアジョブサービスのご紹介

出典:レアジョブ