こんにちは、USKです。
リラ・ランド・ペソの政策金利と利回りを比較してみます。
トルコ・南アフリカ・メキシコの政策金利は?
2018年8月現在
トルコ ・・・ 17.75%
南アフリカ ・・ 6.5%
メキシコ ・・ 7.75%
政策金利(せいさくきんり、英: bank rate)とは、中央銀行が、一般の銀行(市中銀行)に融資する際の金利。 中央銀行の金融政策によって決められ、景気が良い場合には高く設定され、景気が悪い場合には低く設定される。 これによって、景気が良い場合には預貯金やローンの金利が上がり、通貨の流通が抑えられる。
国としての信用リスク高のにおいがプンプンしますねぇw。
アイスランドクローナもずっと10%以上の政策金利を取っており、2008年前後で経済危機に陥りました。
各証券会社もクローナ自体の取引を中止し、投資家達が阿鼻叫喚、という図が有りましたね。
トルコリラの取り扱い中止の可能性にリスクを覚えますが、そちらについては下記サトウカズオさんのブログ記事が非常にわかりやすいです。各証券会社にヒアリングし、結果をまとめてくださっています。
続いて利回りはどうでしょうか。
トルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソの利回りは?
シミュレーション
上記くりっく365の一枚あたりの取引金額と年間推定スワップ収入からシミュレーション計算してみましょう。現在トルコリラは18-19円台水準なので、その水準(18.5円)で計算しなおしてあります。スワップも若干悪くなっているので▲10円の95円として試算。
【レバレッジ1倍】
トルコ リラ・・・年間34,200円÷初期投資金額185,000円=利回り約18.48%
南ア ランド・・年間54,750円÷初期投資金額842,500円=利回り約6.49%
メキシコ ペソ・・年間43,435円÷初期投資金額600,000円=利回り約7.23%
ロスカット水準0円なので、これでもよい気もしてきましたね。
下手な戸建てを買う不動産投資よりも、全然有りです。
続いてレバレッジを掛けてみましょう。
↓↓
【レバレッジ3倍】
トルコ リラ・・・年間102,600円÷初期投資金額185,000円=利回り約55.45%
→ロスカット水準★リラ12.417円
南ア ランド・・年間164,250円÷初期投資金額842,500円=利回り約19.49%
→ロスカット水準★ランド4.83円
メキシコ ペソ・・年間130,305円÷初期投資金額600,000円=利回り約21.71%
→ロスカット水準★ペソ4.01円
ロスカット水準も記載してみました。
史上最安値との乖離値もみてみましょう。
トルコリラの史上最安値 :15.40円(2018年8月)
南アフリカランドの史上最安値 : 6.39円(2016年6月)
メキシコペソの史上最安値 : 4.87円(2016年11月)
やはり市場最安値はトルコリラはもう一度チャレンジしそうな水準かもしれませんね。
もう少し見でいくか、ここが底としていくか政治的な観点も見ながら見定めていきます。
レバ5倍以上は無理でしょうね。
元本が消し飛ぶのが目に見えています。
ただ、リラは魅力なので少額でエントリしてみる事にほぼ決まりそうです。
また報告いたします。