本日はOTC取引についての記事です。
「OTC取引」とは、どういった形態かというと、Over The Counterの略であり、「相対取引(あいたいとりひき)」「店頭取引(てんとうとりひき)」、いわゆる売買取引を行う者同士、当事者間にて直接実行される取引のことで、仮想通貨でいえば、取引所を仲介しない1対1の取引、になります。
日本国内では、リミックスポイント社の子会社である、ビットポイントが、このOTC取引の仲介業を積極的に推進しており、大口顧客向けのサービス拡充・強化などをうたっていますね。
どんな取引形態なのか、おさらいしてみましょう。
ビットポイントのOTC取引についての市場の意見なども収集してみています。
- OTC取引とはどのような取引形態なのか
- 日本国内ではビットポイントがOTC取引強化。評判は?
- 海外でのOTC取引はどのような状況なのか
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Contents
OTC取引とは何?→相対取引(あいたいとりひき)、店頭取引(てんとうとりひき)
株式やFX・仮想通貨なども含めて、1対1で取引する形態のこと
イメージとしてはこんな感じですね。
冒頭にも述べたとおり、1対1の取引形態です。
小口の取引よりは、大口の注文をしたい場合にこの取引形態が選ばれることが多いようです。
各取引所で超大口の注文をしようとしても、取引所の板情報に提示されている価格にしたがって注文しなければいけませんので、自分の意図する価格で、全弾が約定しない確率が高くなってしまうからですね。
自分の大量注文で、わざわざ高くなってしまった価格帯で買わなければいけない事態になってしまったら、本末転倒です。
取引所を介さないことによるOTC取引のメリットとは?
また、取引所によるかとは思いますが、一度の取引で可能な最大取引数量も決められている事が多く、口座を分けてトレードされている方も居たり、取引を数回に分けて行う必要があったり、と多少、余計な時間や手間が掛かる原因となっていますね。
大量の数量・金額での取引を行うことができ、市場の影響を被りにくいことがメリットです。
また、取引所においては、システムのサーバダウンや約定遅延など、こちらの予期せぬトラブルで取引ができない事態も発生することが有りますが、1対1の取引であれば、そういった外部起因でのトラブルを受けにくいともいえます。
取引所に個人情報を登録する必要もなく、1対1でのお互いの口座情報・アドレスが分かっていさえすれば、それで完了ですね。
取引所を介さないがゆえのOTC取引のデメリットとは?
この1対1取引がなされる大前提として、1対1の相手それぞれお互いの信用の上に成り立つ取引関係です。
ホテルの1室で取引しようとしたら、複数人に囲まれて・・のようなことが発生したら恐ろしいですね。現状、本当の個人対個人での多額のOTC取引はなかなかマッチングが難しいのかもしれません。
こんなTweetも見つけました。中国の古参が10000BTCをOTC取引で希望との事ですが、すごい世界・・。1BTC=50万円計算で、「約50億円」ですね。
10000BTCを売りたい中国の古参がいますが、OTC取引できる方いませんか?
もちろん、10000個じゃなくても、相談可能です。ご興味がある方はDMまでお願いします。
国内の仮想通貨(暗号通貨)取引所では、ビットポイントがOTC取引を推進強化
従来のOTC取引のリスクをビットポイントが仲介することでヘッジ・軽減。市場の評判は?
これまで紹介した、OTC取引(取引所を介さない形で実施される個人間の相対取引)での仮想通貨交換なども一部では行われていましたが、やはり相手方が仮想通貨または法定通貨を支払わない・持ち逃げするなどのトラブルなども生じていました。
ここに、ビットポイントが介在することで、取引与信を担保する、という提案ですね。
この仲介手数料・OTC手数料がビットポイントのマネタイズポイントのひとつとなっています。
当社は昨年8月より仮想通貨取引に特化したトレーダーを採用し、国内外の仮想通貨取引所との仮想通貨取引を行ってきました。ここで培った仮想通貨取引のノウハウと大口取引先と連携して仮想通貨のOTC取引を強化し、日本における仮想通貨の流動性を高めることを実現します。
2017年1月下旬には大口OTC取引専用窓口(*)を設け大口取引需要に応えるともに、カバー取引先の拡充を進め、仮想通貨取引における流動性を向上させます。また、与党の平成29年度税制改正大綱に示された方針に沿って、仮想通貨取引について消費税非課税となった場合には、海外の取引所との取引も開始し仮想通貨の大口OTC取引を本格化させる予定です。
(*)大口OTC取引専用窓口:100ビットコイン以上の取引を受付ける予定です。
今回の取組みによって、仮想通貨を単なる投機対象としてだけでなく決済手段としても日常的に利用することのできる環境を創出することにビットポイントは貢献していきます。
100BTC以上の取引を受け付ける形で、さらなる流動性を向上させる取り組みですね。
仲介手数料のようなイメージで、ビットポイントはこの取引仲介でも収益を上げています。
三段論法
・仮想通貨で一番儲かっているビジネスは取引所でもマイニングでもなくOTC取引である。
・ビットポイントはOTC取引を開始しているhttps://t.co/ZzbKPsLuTr
・リミックスポイント爆益 https://t.co/Csr23dbXLi
機関投資家はOTC取引を選ぶ傾向にあるらしい。取引量は一般の取引所に比べて2〜3倍あるらしい。日本でOTC取引をしているのはビットポイントのみ。通期100億達成が見えてこない?#リミックスポイント
https://t.co/hvadtYmL2A
どこより早くOTC取引をはじめているビットポイント
先見の明があります取引所は現物やFXあるけどOTCが一番儲かると思いますね https://t.co/cKqrGfAogv
上げ相場でも、下げ相場でも、この仲介手数料での儲けは一定額見込まれるので、ビットポイントの着眼点は優れていると言えます。
今後、海外との取引や、仮想通貨市場の急激な回復相場で、またこのOTC取引がフォーカスされるときが、かならずやってくると考えています。
海外でのOTC取引の状況は?
中国でOTC取引がもともと活況だった。潰される潰されると言いながら・・?
中国で個人も企業も暗号通貨保有できるようになったという話。
取引所が禁止されてるのもいつまでも中国が禁止するだろうと思ってる業界の人はほぼいない。そもそもOTC取引市場は活況。本気で潰すつもりならこれはとっくに潰されてるはずだけど、そうなってない。 https://t.co/XuYGBSvXBj
即ちマイナーがOTC取引時に簡単に人民元を得ることができる方法を防止する防止する目論みがあると考えられます。詳細は最新の記事を参照してくださいhttps://t.co/LeCCWI3YdY#ビットコイン #仮想通貨 #Bitcoin $BTC #ブロックチェーン #中国 #PBoC
公開市場である取引所は閉鎖されたものの、いかにも中国らしいことに、店頭市場(OTC取引)は粛々と行われている。つまりは、いまだに資本の流出が続いているといわれている。今回はマイニングまで閉鎖することで、徹底的に排除しようとしているのではないか考えられる。https://t.co/UAmFnLSo2E
中国ではもともと、仮想通貨のOTC取引がかなり盛んであり、それを潰したい政府と何とかして取り引きしたい投資家たちのイタチごっこが続いていますね。
WeChatなどのアプリを使った取引など、もはや何でもあり、のサバイバル状態。
このような、野さ晴らしのOTC取引は少し怖いものが有りますが、ビットポイントは日本の一部上場企業を親会社にもつ、ビットポイントジャパンが運営する取引所なので、このあたりは日本における法規制などもクリアしながら、OTC取引運営を推進しているでしょう。
今後、海外機関投資家とのOTC取引などの際には、どうなっていくのか大きな流れを注視していきたいですね。
ビットポイントは、どのくらいOTC取引で収益をあげているのか、第2四半期決算情報だけではいまいち見えませんでしたので、もう少し情報収集してみたいと思います。
OTC取引を協力に推進・実施しているのは、今のところ日本国内ではビットポイントのみです。
今後の仮想通貨市場の急回復が来た際には、もっとも注目される取引所であることは間違いありませんね。
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