Ricardo Badoer 氏通称『ドン』により開発されている暗号通貨・取引所であるAidos Kuneen (アイドス・キュネーン) 、一部マニアックな人気があり、ファンも多い通貨です。
アフリカのケニア、タンザニアの銀行の株式を取得する計画が発表されており、ついにまずはケニアにおける銀行名が明らかになりました。
Contents
なぜ、ADKが銀行の株式を取得するのか
富裕層および貧困層の両方へアプローチするADK
ADKは富裕層と貧困層の双方のバンキングにおける悩みを解決する通貨として、注目が集まっています。
富裕層の税金対策で、遠隔かつ匿名で税率の低い地域・国(オフショア)の銀行での送金や決済実行ができる仮想通貨が求められており、かつ貧困層は少額では銀行口座が開けないので、モバイル端末とADKさえ持っていれば、送金手数料が無料かつ決済も簡単、とそれぞれの層にADKを保有・使用するメリットがあります。
何故アフリカの銀行なのか
アフリカはオフショア地域かつ銀行口座を開けない層が多数、だが、スマホは結構みんな持っている、という地域でADKはそこに目をつけているのでしょう。
今回、事前にケニアとタンザニアの銀行株式取得・買収の話が上がっており、Twitterなどでもまだかまだか、と話題になっていました。
ADKが株式を取得したのは、ケニアのSumac Microfinance 銀行
ADK陣営より22日、TelegramやTwitterで発表があり、
『ケニアのSumac銀行の16%の株式を取得』
『ADK開発者のRicardo Badoer (通称:ドン)がSumac銀行の取締役としてのポジションとなる』
ことが発表されました。
タンザニアの銀行名は追って発表との事。
#Aidos_kuneen Is happy to make our Acquisition of 16%+ in Kenyan Sumac bank official. We also want to congratulate ADK founder Mr Badoer for his Seat in the board of directors in the bank . Name of our Tanzanian bank to follow soon.
— ADK (@Aidos_kuneen) 2018年5月22日
Sumac Microfinance 銀行とはどのような銀行か?
ビジネスバンキングアワード2018で「最も成長速度が著しいマイクロファイナンス銀行部門」で受賞しています。
引用:Sumac銀行ブログより
マイクロファイナンスとは、貧しい人々向けに小口の融資や貯蓄などの金融サービスを提供することをいいます。 マイクロファイナンス(小規模金融) とは、貧しい人々に小口の融資や貯蓄などのサービスを提供し、彼らが零細事業の運営に役立て、自立し、貧困から脱出することを目指す金融サービスです。 Positiveplanetより
マイクロファイナンスの銀行は、市場から必要とされており、Sumac銀行としては、このような受賞は初めての事だが、強い成長とポジション取りを固められてきている証との事。
いやあ、頼もしいですね。
ナクル地区にも支店を出して、ケニアのマーケットでさらなる地位を築こうとしています。
ナクルはケニアの都市で、リフト・バレー州の州都ですね。
「ナクル」は、マサイ語の「埃まき立つ土地」を意味しており、ナクル湖の北岸に位置しています。交通の要所であり、周囲で生産される農作物の集散地としての役割を担っているとの事。
Sumac Microfinance Bank has emerged the Runners Up in the Fastest Growing Microfinance Bank Category, at the Think Business Banking Awards 2018.
This is the first time Sumac has received such an award, a clear sign of the significant growth and strong position that the bank has recently acquired in the market.
“It’s all down to hard work and commitment from all directors, management and staff,” says Sumac CEO John Njihia. “We are happy to announce to all Kenyans that we are here to grow businesses and to help improve the lives of our people.”
Sumac continues to set pace with its products which are friendly to business people, and whose aim is to empower businesses across the country. The bank recently opened another branch in Nakuru to serve the greater Nakuru region. Its presence around the country is a clear indication of its growth, and the fact that the bank has become a formidable player in the Kenyan market.
Huge congratulations to Sumac Microfinance Bank Board of Directors, management and staff from all the branches around the country for this great win.
引用:Sumac銀行ブログより
Sumac銀行としては、色々な業務をしています。
- 預貯金
- 保険
- ビジネスローン
- アセットファイナンス(資金調達)
農業用ローンや教会に対するローン、入札の契約履行保証
などもやっているようですね。
広く様々な業務を担っており、地域に根ざしたマイクロファイナンスに尽力しているようです。
ADKの今後について
あとはタンザニアの銀行発表待ちですね。
今後、具体的に富裕層のオフショアバンクの資産(3000兆円Overと言われています)の一部でもADKに流れてくると。。
想像が止まりませんね。
以下、想像ですよ。
仮想通貨全体の市場が全盛期の半分くらいですが、2018年5月現在45兆円前後でしょうか。
3000兆円のうち、0.5%だけADKに流れてきたと仮定すると・・
15兆円となりますね。
ADK1銘柄だけで、金額規模で言うといきなり全仮想通貨の1/3を占めることになりますね。
ADKは全部で2500万枚しか発行されていませんので、15兆円となると、1ADK幾らになるのでしょうか?
15,000,000,000,000円(15兆円)÷25,000,000(2500万枚)=600,000円
1ADK=600,000円になり得るという事ですね。
今、ADKが幾らかって・・??
上記はADKの取引所「AidosMarket」のキャプチャですが
本日現時点レートで 19.3759USD=1ドル110円計算で
1ADK = 2,131円
くらいですね。
さっき、1ADK幾らになる可能性ありましたっけ。
・・
・・
1ADK = 600,000円 (今の約300倍)
オフショアバンクからの受け入れは6月中の模様。
いくで、くるで、ADK、買い増しや。