不要品を処分でき、その不要品も誰かにまた必要とされ使われる、そんな流れを作り出したメルカリ。
出品者や購入者として利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
そのメルカリの完全子会社であるメルペイが提供する決済サービスでは、新たに決済対象を拡大することになりました。
なんと、『ふるさと納税の支払いにメルペイが使えるようになった』のです。
詳しくみていきましょう!
対象はシェアナンバーワンサイトのふるさとチョイスです!
メルカリ-フリマアプリ&スマホ決済メルペイ
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ふるさとチョイスのおトクな活用方法は・・?
漫画で記事にしていますよ!
Contents
メルペイでふるさと納税が可能に
メルカリの売上でふるさと納税ができる!
株式会社トラストバンクが運営する『ふるさとチョイス』において、スマホ決済サービスであるメルペイが利用可能となることが同社より発表されました(提供開始時期は2019年11月を予定)。
メルペイの残高から気に入った自治体へと寄付が行えるのですが、残高は銀行口座などからのチャージの他にメルカリでの売上金も利用可能となっています。
メルカリで不要品を売却したものの、売上金の使い道が決まっていなかった方にとっては嬉しいお知らせですね。
各自治体にはふるさとチョイス経由で対応を順次呼び掛けていくとのことですので、お気に入りの自治体がある方は対応してくれることを祈りましょう。
トラストバンクでは、『ふるさとチョイス』の運営を通して地方が抱える課題を解決することを活動の一つとしていますが、今回のメルペイの導入により、もったいない精神の体現と地域への寄附の促進の2つを繋げることに成功しました。
およそ1,200万人存在するメルカリの月間アクティブユーザー。
これまでふるさと納税を敬遠していた層も、メルペイ導入により利用者が増えそうな予感ですね。
メルペイが使えるふるさとチョイス公式サイトで返礼品を見てみる
メルペイとは?
メルカリでも外でも使える電子マネー!
「メルペイ」は、有名フリマアプリである、メルカリの完全子会社である株式会社メルペイが提供する決済サービスを指します。
今やメルカリの年間売上高は5,000億円にも上りますが、この基盤を持っている点が最大の強みとなっています。
メルペイが提供される前の売上金はメルカリ内で消費するか、自分の口座に移動させるかの2択しかありませんでしたが、今では面倒な手間を省いて街中の買い物でも使えるのが便利ですね。
電子マネーのiDとして使用できるので、専用端末にかざすだけで買い物を済ませてしますことができるスマートさも魅力です。
コードの読み取りなど店員さんとのやり取りが発生してしまうQRコード払いは何だかなぁ…と思っていた方もメルペイならお手軽に使えるのでおすすめですよ。
ちなみにですが、以下のいずれかに当てはまる場合はiDを使うことができないので、注意してくださいね。
ApplePayが使えないiPhone7以前のiPhone
GooglePayが使えないver5.0以前のAndroid
おサイフケータイ機能が付いていないAndroid
メルペイの今後はどうなる?
副業の報酬にメルペイ!
更に機能を拡充させ、ふるさと納税という形ではなく自治体への純粋な寄付を行える機能の追加や、公共料金を支払う際にも売上金を使えるようにする予定となっています(対応時期は検討中)。
また、『支払いの手段』としてだけでなく『受け取りの手段』としても活用していくことが予定されています。
デジタルマネーでの給与支払いに関する規制緩和が厚生労働省により表明され、賃金の支払い方法を定める労働基準法第24条の改正が行われることになりました。
メルペイではこれに先駆けて、提携を結んだクラウドソーシングサービス上で得た報酬をメルペイ残高へと直接入金できる仕組みづくりを始めています。
労働基準法の規制対象となるのは『給与』なので、今回の取り組みでは規制対象に含まれない報酬に目を付けていち早くサービスとして提供可能な体制を作り上げました。
提携したのはクラウドソーシングサービス大手の『クラウドワークス』や『ランサーズ』などの3社で、締結した基本合意書に基づき、対応が進められていきます。
その他には、ネット決済の対応サイト数の拡充が予定されています。
現在でも支払い手段としてネット決済が可能となっていますが、今後は『SHOPLIST』『DMM.com』など更に多くのネットショップで導入を予定しているとのこと。
そして、2020年の頭ごろを目途に提供予定となっているのが、メルペイ上の購入履歴からワンタップすればメルカリへと出品できてしまうという便利機能。
一体どこまで便利になってしまうのでしょうか…。
物を所有する時代から一時利用する時代へとシフトする流れはこれでますます加速しそうですね。
一方、SHOPLISTなどのファッション通販各社にとってもこれは悪い話ではなく、2次流通から得られるデータの提供など新商品開発の支援を受けられることになっています。
メルペイとメルカリの出品連携機能についても同意しているということで、きちんとした協力関係を築けていることが伺えますね。
メルペイ×ふるさと納税まとめ
メルカリ売上・ふるさと納税支払い・副業収入の受け取りに使えるメルペイ!
破竹の勢いで拡大を進めているメルカリですが、メルペイの決済サービスの充実化によりその地盤を更に盤石なものにしていくことになりそうです。
ますます便利になるメルペイの決済サービス。
物もお金もこれまでの垣根を超えてぐるぐると回る、そんな流れを加速させていってくれることを願います。
メルカリ-フリマアプリ&スマホ決済メルペイ
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