日本には、伝統工芸という文化があります。
この伝統工芸とは、長年にわたり受け継がれていく技術や技のことです。その特徴は熟練した技術を持った職人がひとつひとつ手作業で作り上げていくことにあります。
とはいえ簡単に物が買えてしまう現代では、伝統工芸にはあまり興味がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昨今では日本特有の伝統工芸が、時代の流れと共に失われる危機に直面しています。
そこで、今回は古くから日本に伝わってきた技術で作り出される伝統工芸品をご紹介します!
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Contents
長野県のろくろ細工。漆仕上げの丸重箱は現代にもピッタリ
輝く美しい木目は職人の証
長野県南木曽町からは、伝統工芸品ろくろ細工のご紹介です。このろくろ細工の歴史は、古く江戸時代から製造されてきました。
ろくろ細工の特徴といえば、原木を輪切りにしたものをろくろと呼ばれる回る台の上に乗せ、カンナで削りながら形を整えていく技法になります。
元の形は輪切りにしただけの木ですから、その状態から形を整えていくには熟練の技が必要!
このろくろ細工の特徴は、もうひとつあります。それは成形された木工細工に漆(うるし)を最低でも6回多い時は7~8回塗り重ねて作られていることです。
漆を塗り重ねる工程を繰り返した食器は耐久性が高いのも特徴で、使用後も塗り直しを重ねることで数十年と長持ちします。
とはいえ一度手に取手っていただければ、手になじみ木の温かさを実感することができます。
またこのろくろ細工は、原木となる木の木目や木の質また全体の雰囲気から作る製品が決められていますので、機械のように大量生産できるわけではありません。
ひとつの丸重箱を作りだすまでの工程へのこだわりは、実に興味深くはないでしょうか。
内 容 | 南木曽ろくろ細工 栃 丸重箱(2段セット) |
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サイズ | 21cm(直径)×13cm(高さ) ※一段の高さ5.5cm、深さ4cm |
原材料 | 栃、漆 |
寄付金額 | 85,000円 |
備 考 | ・木の木目は均一ではありません。 ・漆塗りの為、ご使用年月、頻度によって色の変化が生じます。 |
熊本県の小代焼(しょうだいやき)はしっとりした色気
形成から窯焼きまでを一貫して作られるコーヒーカップ
熊本県荒尾市からは、伝統工芸品小代焼(しょうだいやき)です。
この小代焼の歴史は、江戸時代から始まります。寛永年間、約400年前から焼かれていた陶器です!
鉄分を多く含む小代粘土に、藁灰釉(わらばいゆう)を配合して焼くことで独特の色合いを生み出します。
配合する藁灰釉の配合量によって焼き上がりの色が変化するのが特徴。
ひとつひとつ斬新なデザインや色合いを楽しめる陶器です。
ご紹介するコーヒーカップは、窯元が開発した黒釉を使用することで、深みのある黒色が高級感をかもしだすデザインになっています。
またひとつひとつが手作りで作られていますので、少しずつ形に違いがあるのも魅力ではないでしょうか。
ペアカップになっていますので、普段使いから来客用としても場面を選ばずご使用していただけます。
内 容 | コーヒーカップ 黒×2 |
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原材料 | 陶土、釉薬 |
寄付金額 | 28,000円 |
備 考 | 手作りのため、一点ずつ個性があります。 |
いい包丁は一生もの…土佐打刃物の手打鍛造包丁
黒い刃先がスッとしてカッコイイ包丁!
高知県香美市からは、伝統工芸品・万能包丁黒内舟行です。
こちらの包丁は、土佐打刃物の手打鍛造包丁。この土佐打刃物の歴史は、天正18年(1590年)にはすでに多くの鍛冶屋で作られていた刃物です。
土佐刃物の特徴は、ひとつの刃物ができあがるまでのすべての工程をひとりの職人が行っていることにあります!
また万能包丁ですので、食材を選ぶことなく使えるのもうれしいですね。
こちらの土佐刃物は、定期的に包丁研ぎを行うことで耐久性もよくなりますので、長期間使用することができます。
黒打舟行はその名の通り包丁のボディが黒く力強い出来栄えになっていますので、女性はもちろんのこと、料理好きの男性にも好まれるデザインとリーズナブルな価格が魅力的な伝統工芸品です。
内 容 | 1丁140g |
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サイズ | 刃の長さ16.5cm |
原材料 | 安来青鋼 |
寄付金額 | 9,000円 |
備 考 | 食器洗い乾燥機のご使用はお避けください。 |
まとめ
ふるさと納税だからこそ助けられる伝統工芸
伝統工芸品の特徴は、機械での大量生産とは違い一品一品が手間暇かけられて作られていることにあります。そのため、長期間使用しても劣化しにくく丈夫なのが特徴です。
しかし伝統工芸には、後継者の不足や原材料の不足また値段が高いという問題点があります。
リーズナブルな価格で簡単に物が手に入る時代ですので、伝統工芸品をあえて選ばない選択肢の方が多いのも事実です。
とはいえ、古い歴史の中で引き継がれてきた日本ならではの伝統の技術が途切れてしまうのは、とても残念!
ただ、私たちが対象地域へふるさと納税をすることで、後世にも日本の職人技術を残す手助けができます。
ふるさと納税の返礼品として伝統工芸品が届きますので、今まであまり興味がなかった方もこの機会に日本の伝統技術にふれてみるのはいかがでしょうか。
伝統工芸品は、使用する私たちも代々へと受け継いでいくことができます。
是非お手元にとり、伝統工芸品の良さをお試しください。
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